【個人旅行】イエローナイフ 自力でオーロラ観測

個人旅行でイエローナイフに行かれた際に、ツアーに入らず自力で格安にオーロラを観賞する方法を紹介します。

自力観測のメリット

イエローナイフでオーロラ観賞をするためにツアーに入るのが一般的ですが、 実際ベルトラなどの現地 オーロラツアーは1人1日$100程度しそこそこ高額です。その分経験豊富なガイドさんが適切なスポットに連れて行ってくれたり、温かいコテージを用意してくれたりだとかサービスはよいですが、1人$100だと4人集まれば$400, それを3日間続けると$1200、レンタカーだと1日$100程度なので3日間借りても$300です。

その他にも自力でオーロラを見に行くメリットは時間や場所がフレキシブルにできることです。だいたいのツアーは夜10時出発で、鑑賞開始が10時半~11時だったりします。オーロラは自然現象なので日によって出現時刻が異なり、夜10時前に出現して10時を過ぎたころには見れなくなる場合もあります。そんな時にオーロラ予報を見ながら自分で時間調整することでオーロラの観測率を上げることができます。

ここではオーロラ観賞したいがなるべく自力で鑑賞したいという方向けの情報を紹介します。冬のイエローナイフは極寒ですのであくまで自己責任でお願いします。

オーロラ観賞スポット

イエローナイフは長くオーロラの観測地として知られており、オーロラを鑑賞しやすい場所が現地の人の知識として積み上げられています。ここではそのうちいくつかを紹介します。個人で見に行く場合はなるべく街中から離れてない場所やHighwayから外れないことをお勧めします

Bush Pilots Monument

市街地から近い場所にある丘の上から鑑賞できます。市街地からかなり近いので安心して鑑賞することができると思います。

Yellowknife Giant Mine Boat Launch

市街地よりほど近く湖のほとり・上からオーロラを観測することができます。夏場は湖に出る船が置いてあったり船とオーロラの組み合わせもなかなか面白いと思います。

Dettah Ice Road

冬期(通常1月~3月)だけオープンする湖の上の道路です。道路の開通状況は事前にご確認ください。ICE Roadというだけに氷ですので運転もご注意ください。
オーロラ観賞に関しては湖の上ですので周りに遮るものはありません。

Vee Lake Boat Launch

ハイウェイから少し離れるので十分気を付けてください。
湖の近くですので遮るものが少なくオーロラ観賞に向いています。

移動手段の確保 (レンタカー)

イエローナイフでオーロラを見るためには移動手段が必要です。最も現実的な移動手段はレンタカーです。

レンタカーはExpediaなどで予約できますがちょっとトリッキーです。
https://www.expedia.co.jp/en/Car-Rentals-In-Yellowknife.d4146.Car-Rental-Guide

下記の画面の”居住地”=日本としていると、いつを検索しても何も出てきません。ここを居住地=カナダと変更すると予約可能な車が見えてきます。なんか契約上のややこしい縛りがあるんですかね。

なぜExpediaがこうなってるのかはわかりませんが、Expediaのポイントを貯めたいとかなければ、直接レンタカー会社で予約するのが簡単かもしれません。イエローナイフのレンタカー会社はこちらで紹介しています。

レンタカー運転時の注意事項

免許

当たり前ですが国際免許などのカナダで運転するための免許が必要です。

交通ルール

まず日本と違うのは右側通行で左ハンドルですので運転席の位置やウィンカーやワイパーの位置が逆です。車線も右側通行ですので気を付けてください。
そのほかにも覚えておいた方が良い日本にはないルールをいくつか紹介します。

Turn on Red

交差点で赤信号でも右折であればできます。いったん停止して安全確認した後に右折することができます。ただし交差点によっては”No Turn on Red”と表示がある場合がありますのでその時は信号が変わるまで右折できません。

4way Stop / Allway Stop

交差点で全方向一旦停止のサインがある交差点があちこちにあります。全車両は交差点に進入する際にいったん停止しなければいけません。基本的には交差点に先に入った人に優先権があり先に動き出せます。もし同時に交差点に入った場合は自分の右側の人に優先権があります。

携帯禁止

カナダでは信号停止中でも携帯電話を操作してはいけません。ご注意ください。

道路状況

冬のイエローナイフは極寒ですが、雪があまり降らないので雪道というよりもアイスバーンです。雪でスタックすることはあまりないかもしれませんがスリップには十分注意してください。

暖機運転 (ブロックヒーター)

極寒のイエローナイフの車はほとんどがボネットからコンセントが出ており、エンジンなどを温めておくブロックヒーターという仕組みがついています。氷点下20度となるとエンジンオイルも冷たく硬くなり、エンジンの始動に支障をきたすようです。くれぐれも移動した先でエンジンがかからないなどのトラブルに見舞われないよう移動先では、コンセントがあればきちんとつないでおく、オーロラを見るような場所ではコンセントがないと思いますので、ガソリンは満タンにしておいてエンジンをかけておくなど車を温かく保つことに注意してください。

オーロラ予報

自力でオーロラを見に行く場合は、いつどこにオーロラが出るかを自分で把握する必要があります。オーロラ予報のアプリは検索すればたくさん出てきますのでアプリやサイトでオーロラ情報を収集してください。
代表的なウェブサイトはこちらです。 http://auroraforecast.com/

ツアーに入らなくても街中でも見れる

オーロラレベルの高い日は街中でもオーロラを見ることができます。ただ周りの明かりや障害物などもありますのでできれば郊外に出かけて暗い中で見る方がよりきれいで確実にオーロラを見ることができます。

やっぱりツアー

そのほかのオーロラ観測情報をこちらで紹介してますのでこちらもご参照ください

イエローナイフ空港

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