シリコンバレーでの家探しと学区問題

駐在や転職などでシリコンバレーに行かれる方はかなりおられると思います。お子さんがおられる方にとって住居選びは子供が通う学校・学区に直結し非常に重要ですので家探し、学校選びのポイントを紹介します。

アメリカ学区問題

アメリカの公立の小学校は住んでいる地域によりどの学校に通うか定められています。これだけ聞くと日本も同じで普通に聞こえますが、アメリカの場合は公立の学校であっても、学校の予算、教員の質、教員の数、授業時間(予算や教員の数に連動)が変わってきます。当然みんな学校のいい地区に住みたくなるのですが、当たり前のように学校のいい地区の住宅の相場は高くなります。 アメリカの場合公立の学校であってもお金を持ってる人がいい教育を受けれることになります。

サンノゼ地域の学区と家探しについて

アメリカの学区は社会問題にもなっていますがSan Joseを含むサンフランシスコベイエリアでも同じで、住む場所によって通える小学校のランクが変わってきます。
アメリカは日本よりもはるかにダイバーシティがある国で、小学校が変わるとその雰囲気もガラッと変わったりするので注意して選びたいところです。

ここでは学校のランクの調べ方と家の探し方を合わせて紹介し、できる限りベストな選択をするようにします。

学校ランキング

下記のようなサイトで学校のランキングを調べることができます。
(右上にある1-25の部分を操作すると下位のランキングの学校も見れます)

https://www.niche.com/k12/search/best-public-elementary-schools/?centroid=37.40407,-121.86644,37.3181,-122.07266&map=true

上位から下位を見比べるといろんな学校があることがわかりますし、トップクラスの学校はPalo Altoに多数ありますし、CupertinoはAランク学校がかなり集まっています。一方でSan Joseのダウンタウンのほうに行くとランキングのいい学校が少なくなってきます。

ランキング評価基準

学校の評価基準はいくつかありますが、日本のように学力テストだけでランキングを決めているわけではありません。もちろん学力も重要な要素ですが、Academic(学力), Diversity(男女比率・人種等の多様性), 教育・教師の質/量を総合して決めています。
上で紹介したサイトでも各学校に関する詳細な情報がまとめられているので気になった学校があれば掘り下げて調べてみてください。

学区・School Districtを調べる

次に、住む場所を決めるためには厳密に、その住所がどの学校と連動しているかを確認する必要があります。学区の定義は各市(San JoseとかCupertinoとか)が定義していますので、住みたい市の名前 + “School District Boundary”といったキーワードで検索をしてみてください。サンノゼエリアの例をいくつか紹介しておきます。

San Jose
http://apps.schoolsitelocator.com/?districtcode=25499

Cupertino
https://streetlocator.cusdk8.org/

Santa Clara
https://www.schfinder.com/SantaClaraUSD/

シリコンバレーでの家探し

家探しは基本的にはCraigslistで地図を見ながら探すのがわかりやすくておすすめです。Craigslistを使った部屋探しはこちらにまとめていますのでご参考までに。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *