憧れのプライベートクルーザーに宿泊

大型クルーザーで優雅な船旅って憧れますよね。クルーザーでの船旅って色々ハードルがあって、そもそもクルーザーを持ってないし、船の免許もないし、とかあこがれで終わってしまいがちです。

カナダではそんなクルーザーでの船旅を実現できます。
特別な免許は必要ありません。19歳以上で車の免許を持っていて講習を受ければ自分でクルーザを運転できます。

人生で一度はやってみたいクルーザーでの水上生活を実現する方法を紹介します。

船舶免許不要、車の免許と講習受ければOK

こちらを見てください。船のCaptainとなる方のオリエンテーションの情報が記載されています。

OPERATOR’S LICENSE
A Pleasurecraft Operator’s Licence is not required on rental boats but is recommended. However, you will need one to operate ski boats and personal watercraft. If you own your own boat it is the law for all operators. Twin Anchors requires all captains to be at least 19 years of age and hold valid drivers’ licences.

特別な船の免許は不要です。19歳以上で車の運転免許を持っていれば下記で紹介する”Twin Anchors”のボートを借りることができます!

British Columbia内陸 Okanagan方面 

シャスワップ湖 (Shuswap Lake)

BC州の内陸、 バンクーバーから車で 4時間ぐらい、シャスワップ湖のレンタルショップを紹介します。シャスワップ湖へのアクセスは車で行くのが現実的だと思います。

Twin Anchors Houseboat Vacations

店名Twin Anchors Houseboat Vacations
住所200 Old Town Rd, Sicamous, BC V0E 2V4
website https://twinanchors.com/

ボートの種類が複数あり小さいものから大きいものまであります。小さいものは6名宿泊できるものから大きいものは24名宿泊できるものまで。
後ろに滑り台がついてるモデルとかワクワクしますね。船の上から湖にダイブ!ボートの種類はこちらから確認できます。

中にシャワーもトイレもついてて、キッチンも電子レンジ、冷蔵庫付きで湖上生活を満喫できます。BBQグリルもついてるし、星空の下、デッキでBBQしながらビール飲んだら最高ですね。

子供連れでも大人だけでも思いっきり楽しめると思います。

滑り台2つもあってテンションあがりまくりですね。

Bluewater House Boat Vacations

ここもボートの種類が複数あり、人数によって選ぶことができます。

店名 Bluewater House Boat Vacations
住所110 Weddup St, Sicamous, BC V0E 2V1
website https://bluewaterhouseboats.ca/

Rent Inspiration

なんといってもここのボートは豪華ですね。かなり豪華なホテルに泊まってるような雰囲気を味わえると思います。

店名Rent Inspiration
住所709 Riverside Ave, Sicamous, BC V0E 2V1
website https://rentinspiration.com/

Vancouver Island

内陸方面は夏は暑くなるので湖に飛び込むのにすごくいいのですが、バンクーバーからだと車の運転が長くなるのがデメリット。同じようなサービスがバンクーバー島にもあります。バンクーバー市からはフェリーに乗って海を渡らないといけないですが、運転している時間は比較的短くなります。

レイク・カウチン (Lake Cowichan)

Island Houseboats Inc.

バンクーバー島のHouse Boat RentalはNanaimoから車で1時間、バンクーバーからだと車を運転する時間はけっこう短くなります。

店名Island Houseboats Inc.
住所415 Point Ideal Dr, Lake Cowichan, BC V0R 2G0
website http://www.islandhouseboats.com/

憧れのクルーザーでの湖上生活いかがでしょう?一生に一度は経験してみたいですね。

カナダのアルコールルール

カナダのアルコールのルールは日本やアメリカと違って多少厳しいところがあるので基本的なルールをまとめておきます。

アルコールの販売

カナダはライセンスを受けたアルコール販売業者しかアルコールを販売することができません。日本でもそうかもしれませんが、日本だとスーパーやコンビニほぼどこでもお酒を買えますし、アメリカでもスーパーでお酒を買うことができますが、カナダではスーパーに行ってもお酒は買えません。お酒専門の酒屋さんがあるので酒屋さんを探してお酒を買いましょう。

公園・キャンプ場など外での飲酒

カナダでは基本的に屋外でお酒を飲むことが禁止されています。封の空いたお酒をもって歩いてるのも駄目です。レストランなどのオープンエリアは指定された領域ではお酒を飲むことができますが、”No Alcohol beyond this point”のようなサインがあり、決められたエリア内でしか飲むことができません。
アメリカとの大きな違いは公園でバーベキューをしてもお酒を飲めないんです!
キャンプ場の敷地内などは大丈夫ですが、キャンプ場のルールがありますので、確認してから飲酒をしてください。

カナダの治安

カナダの治安はアメリカと比べるとかなりいいと思います。 アルコールに関しては自由度の少ないカナダですが、 アルコールに対して厳しいのもその理由の一つかもしれません。

カナダでキャンピングカーでキャンプ体験

アメリカでのキャンピングカー体験を記事にしましたがカナダでの事情も書いてみます。 カナダにもCruise America系列のCruise CanadaというRV レンタルのサービスがあります。

ただカナダの道を走ってたりカナダのキャンプ場に行くとCanada Dreamというもう一つ気になるブランドをよく見かけるので調べていました。カナダではCruise AmericaよりもCanada Dreamのほうがよく見かけます。

Cruise Canada / Cruise Americaとの違いはRVの設備です。冷蔵庫や電子レンジといった設備は変わらないのですが、Canada Dreamの一部の車種はSlide out付です。

スライドアウトとは?こちらに解説がありますが、停車しているときに車体を外に引き伸ばして居住スペースを広げる仕組みです。走っているときは引っ込めているので運転には影響しません。(重量は重くなるので多少影響はありますが)

https://www.canadream.com/rv-rental/super-van-camper/

上記の絵で、ベッドの枕元が枠からはみ出てるようになってますがこの部分がSlide Out(スライドアウト)です。
スライドアウトがあるとかなりスペースが広くなって変わってくるのでぜひ一度お試しを。

アメリカでキャンピングカーでキャンプ体験

日本にもキャンプは流行していて、キャンピングカーはキャンパーのあこがれです。アメリカは日本と比較するとキャンピングカーでのキャンプがより一般的で身近に楽しめますので紹介します。

まず キャンピングカーの運転免許ですが、国際免許などのアメリカで運転するための免許は必要ですが、いわゆる日本の普通免許相当で運転できます。

次に キャンピングカーの調達ですが、キャンピングカーは簡単にレンタルできます。(アメリカ)英語でキャンピングカーのことはRVと呼びます。”RV Rental”で検索してみてください。たくさん出てくると思います。
自分はRV Rentalの大手のCruise Americaを利用しました。

キャンピングカー選び
なんといってもアメリカのキャンピングカーは、シャワーやトイレ、ガス、冷蔵庫、電子レンジまでついていて、非常に快適です。 いくつか車種がありますが、設備には差はなくて最大就寝可能人数などが変わってきます。
幅や高さは車種によって変わらないですが長さが変わってきます。長さが長くなると多少運転で気を付けないことも出てきますが、基本的にアメリカの道はまっすぐなので長さを意識しないといけない機会もそれほど多くありません

 ラージスタンダードコンパクトトラック
最大人数7人5人3人3人

人数にもよりますが、個人的にはStandardかLargeあたりだとかなり快適でそれ以下だとちょっと狭い気がします。

ラージのフロアプラン
スタンダードのフロアプラン
コンパクトのフロアプラン
トラックのフロアプラン

キャンプ場選び
次にキャンプ場の選び方です。アメリカにはRVで泊まれるキャンプ場がたくさんありますが、RVで泊まるキャンプ場を選ぶうえでの覚えておく事項が3つあります。
– 電気 (Electric)
– 水道 (Water)
– 下水 (Sewer)
の3つです。この3つがそろっているキャンプサイトはかなり快適です。(ちなみにガスはプロパンガスのボンベをRVが搭載しているのでキャンプ場の設備としてはありません。)この3つがそろっていることを英語でFull Hookupといいます。

例えば下記のサイトの例を見てみましょう。KOAという全米で展開している大手のキャンプ場サイトの1つです。
https://koa.com/campgrounds/grand-canyon/map/

Legendの部分を見てみると、同じキャンプ場の中でもサイトによって設備が違うことがわかります。Full Hookupのサイトは下水(Sewer)もついているのでシャワーやトイレ、水道が使いたい放題です。下水がついてないサイトでもRVに下水タンクがありある程度ためることはできますが、定期的にDump Stationに行って下水を捨てないといけません。初めての場合はFull Hookupを選ぶのが良いと思います。ちなみにPull Inは前方入庫の前方出庫(前後両方オープン)のサイトです。けん引タイプのRVでバックでの車庫入れが難しい場合に利用することが多いです。

運転
とにかくRVは大きいので運転も注意が必要です。とはいえ普段車に乗り慣れている人なら少し注意を払うだけで普通に運転できてしまうと思います。特に注意すべき点は内輪差とリアのオーバーハングです。内輪差は普段の車の運転でも気を付けていると思いますがオーバーハングは乗用車ではほとんど意識する必要のないことなので特に注意が必要です。いくつかリンクや動画を紹介しておきますがざっくりいうと、後輪より後ろの車体が結構長いため、コーナーを曲がるときに車体が外側にはみ出します。内輪差は曲がるときに内側を気にするのに対して、オーバーハングは曲がるときに外側を気にしないといけません。ですので、RVは角を曲がるときは内側も外側も気を付けて運転してください。

トラックのオーバーハングとは?運転時の注意点など

キャンプ場での設置
キャンプ場についたらRVをセットアップします。Full Hookupの場合、電気、水道、下水の3つを接続します。接続の方法は下記動画かマニュアルが参考になります。

ここまで来たらあとはキャンプを楽しむだけです。大自然の中で思いっきりリフレッシュしてください。