日本にもキャンプは流行していて、キャンピングカーはキャンパーのあこがれです。アメリカは日本と比較するとキャンピングカーでのキャンプがより一般的で身近に楽しめますので紹介します。
まず キャンピングカーの運転免許ですが、国際免許などのアメリカで運転するための免許は必要ですが、いわゆる日本の普通免許相当で運転できます。
次に キャンピングカーの調達ですが、キャンピングカーは簡単にレンタルできます。(アメリカ)英語でキャンピングカーのことはRVと呼びます。”RV Rental”で検索してみてください。たくさん出てくると思います。
自分はRV Rentalの大手のCruise Americaを利用しました。
キャンピングカー選び
なんといってもアメリカのキャンピングカーは、シャワーやトイレ、ガス、冷蔵庫、電子レンジまでついていて、非常に快適です。 いくつか車種がありますが、設備には差はなくて最大就寝可能人数などが変わってきます。
幅や高さは車種によって変わらないですが長さが変わってきます。長さが長くなると多少運転で気を付けないことも出てきますが、基本的にアメリカの道はまっすぐなので長さを意識しないといけない機会もそれほど多くありません
人数にもよりますが、個人的にはStandardかLargeあたりだとかなり快適でそれ以下だとちょっと狭い気がします。
キャンプ場選び
次にキャンプ場の選び方です。アメリカにはRVで泊まれるキャンプ場がたくさんありますが、RVで泊まるキャンプ場を選ぶうえでの覚えておく事項が3つあります。
– 電気 (Electric)
– 水道 (Water)
– 下水 (Sewer)
の3つです。この3つがそろっているキャンプサイトはかなり快適です。(ちなみにガスはプロパンガスのボンベをRVが搭載しているのでキャンプ場の設備としてはありません。)この3つがそろっていることを英語でFull Hookupといいます。
例えば下記のサイトの例を見てみましょう。KOAという全米で展開している大手のキャンプ場サイトの1つです。
https://koa.com/campgrounds/grand-canyon/map/
Legendの部分を見てみると、同じキャンプ場の中でもサイトによって設備が違うことがわかります。Full Hookupのサイトは下水(Sewer)もついているのでシャワーやトイレ、水道が使いたい放題です。下水がついてないサイトでもRVに下水タンクがありある程度ためることはできますが、定期的にDump Stationに行って下水を捨てないといけません。初めての場合はFull Hookupを選ぶのが良いと思います。ちなみにPull Inは前方入庫の前方出庫(前後両方オープン)のサイトです。けん引タイプのRVでバックでの車庫入れが難しい場合に利用することが多いです。
運転
とにかくRVは大きいので運転も注意が必要です。とはいえ普段車に乗り慣れている人なら少し注意を払うだけで普通に運転できてしまうと思います。特に注意すべき点は内輪差とリアのオーバーハングです。内輪差は普段の車の運転でも気を付けていると思いますがオーバーハングは乗用車ではほとんど意識する必要のないことなので特に注意が必要です。いくつかリンクや動画を紹介しておきますがざっくりいうと、後輪より後ろの車体が結構長いため、コーナーを曲がるときに車体が外側にはみ出します。内輪差は曲がるときに内側を気にするのに対して、オーバーハングは曲がるときに外側を気にしないといけません。ですので、RVは角を曲がるときは内側も外側も気を付けて運転してください。
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キャンプ場での設置
キャンプ場についたらRVをセットアップします。Full Hookupの場合、電気、水道、下水の3つを接続します。接続の方法は下記動画かマニュアルが参考になります。
ここまで来たらあとはキャンプを楽しむだけです。大自然の中で思いっきりリフレッシュしてください。